セルティックは24日にヤン・ヒョンジュンとクォン・ヒョクギュの獲得を発表した。
Jリーグでの経験もあるアンジェ・ポステコグルー前監督の下で昨シーズンの国内3冠を成し遂げたセルティックは、近年アジア市場に注目。古橋亨梧や前田大然、旗手怜央らの日本人5選手に加え、韓国代表FWオ・ヒョンギュを擁している。
今夏にポステコグルー監督が去り、ブレンダン・ロジャーズ監督が復帰する中、この移籍市場でもアジア勢の獲得を目指しており、24日にヤン・ヒョンジュンとクォン・ヒョクギュを獲得した。なお、移籍金は前者が200万ポンド(約3億6000万円)、後者が100万ポンド(約1億8000万円)と伝えられている。
江原FCに在籍し、右ウィングとして多くの試合でプレーしてきた21歳のヤン・ヒョンジュンは、昨シーズンのリーグ若手最優秀選手に選出された逸材。現在、U-23韓国代表チームで主にプレーするが、昨年9月には韓国代表に初選出されていた。セルティックと同選手は2028年までの5年契約を締結した。
ロジャーズ監督はヤン・ヒョンジュンについて「彼は我々が注視していた選手で、すでに同郷のオ・ヒョンギュを擁する攻撃陣のオプションをさらに活性化させられると我々が考えている選手だ。我々は彼と仕事をできることをとても楽しみにしている」とコメントした。
クォン・ヒョクギュは韓国2部の釜山アイパークからセルティックに加入してヤン・ヒョンジュンと同様に5年契約を結んだ。同選手は守備的中盤のポジションで2023シーズンのリーグ戦すべての試合でプレーし、U-22やU-23韓国代表でプレーしている。
同日に2人目の韓国人選手を獲得したロジャーズ監督はクォン・ヒョクギュについて「彼も我々が注視していた選手で、この取引を完了できたことは最高のことで、選手もこの移籍を喜んでいるはずだ。2選手がスカッドに合流し、さらなる成功のシーズンを目指す中で彼らがその役割を担うことを楽しみにしている」と期待を寄せている。


