セルティックの山田新は、加入後最初のインタビューの中で移籍を決めた思いを語った。
2023年から川崎フロンターレでプレーしてきた山田は、昨シーズンのJ1リーグ全試合に出場して19得点を挙げてブレイク。今シーズンこそここまでリーグ戦2得点にとどまっているが、AFCチャンピオンズリーグエリート決勝進出に貢献したりとインパクトを残し、先日のE-1選手権では優勝した日本代表に初招集されてデビューを飾った。
山田に対しては今夏、スコットランド王者セルティックからの関心が届く。そして19日、クラブは同選手の獲得を発表し、両者は2029年夏までの4年契約を締結した。
セルティックに新天地が決まった山田は、『セルティックTV』での加入後最初のインタビューで「ここに来れたことがすごくうれしいですし、セルティックの選手としてプレーできることにとてもワクワクしています」と話し、すでに在籍する日本人選手との関係性などについて語った。
「僕と(旗手)怜央君はフロンターレで入れ替わりだったので、直接面識はなかったですけど、ここに来るかもしれないという時に怜央君に電話させてもらって、素晴らしいクラブで、来る価値のあるクラブだという話をしてもらい、決断しました。旗手選手や前田大然選手、多くの日本人選手がここで活躍しているので、自分もそれ以上に活躍できるようにしたいと思います」
「大然選手の活躍は日本にまで届いていました。自分もここに来ることになってそのことをすごく意識していました。セルティックから話を聞いて、すごく手厚くサポートしてくれますし、日本人が、日本人ストライカーが活躍できるサッカーをしていますし、そのような環境が整っていると思います」
また、同じく今夏の新戦力である稲村隼翔についても語り「稲村選手からも連絡をもらいました。稲村選手もそうですし、日本人選手が多く在籍しているので、この環境への適応はスムーズに行けると思います」と話した山田は、セルティックでの活躍が日本代表定着につながると主張した。
「ここセルティックで活躍すること、ゴールすること、それ以外のプレーでも違いを見せることが日本代表としてワールドカップに出場することにつながると思います」
最後にファンに向けてコメントを求められた山田は、自身の強みや特徴を紹介しつつ、今後の活躍を誓った。
「ストライカーなので一番期待されているのはゴールだと思います。それ以外の特徴で言えば、自分の力強さだったり、スピードを特徴としてやって来たので、そこを出しながらゴールを奪えればいいかなと思います。少しでも早くセルティックで試合に出場して、セルティックを勝利に導けるように頑張るので、応援よろしくお願いします」


