セルティックの旗手怜央がスコティッシュ・プレミアシップのプレイヤー・オブ・ザ・マンスに選出された。
2022年冬からセルティックでプレーする旗手。加入早々からアンジェ・ポステコグルー監督の信頼を勝ち取り、主力の1人に定着した同選手は今シーズンここまで公式戦34試合に出場して8ゴール9アシストを記録し、リーグ首位を走るチームの中で大活躍する。
旗手は2月にリーグ戦3試合で2ゴール1アシストを記録。FAカップのセント・ミレン戦で2ゴールをマークし、さらに26日のレンジャーズとのリーグカップ決勝では古橋亨梧の決勝ゴールをアシストするなどの活躍を見せてセルティックの連覇に貢献した。
この活躍を受け、3日に旗手が2月のスコティッシュ・プレミアシップのプレイヤー・オブ・ザ・マンスに選出されたことが決定。同選手にとってこれが初の受賞となり、中村俊輔と古橋亨梧に続く日本人3人目の快挙となった。
旗手は同日のプレスカンファレンスの中でプレイヤー・オブ・ザ・マンスに選出されたことを受け「毎試合全力でやっているので、特に先月がどうのこうのということはないですけど、このような賞をいただけてうれしいです」とコメントした。
また、ポステコグルー監督は旗手について「12カ月前に彼が来たとき、彼はすぐにインパクトを残した。日本のシーズンが終わった後に来たから、彼にとって難しい始まりになると思っていた」と話し、2月の活躍を称えた。
「しかし、彼は今年、我々とともにプレシーズンを行った。先月を通して、彼は異なるレベルに行っていたし、フットボール選手としての彼にはさらなるレベルアップを期待できると私は確信している。彼は楽しんでいるし、より大きなインパクトを残している。我々にとって最高のことだ」