すでにリーグ4連覇を決めているセルティックがスコティッシュ・プレミアシップ上位プレーオフでレンジャーズと対戦した。
今季5度目のオールドファームで旗手怜央と前田大然が揃って先発した。アダム・イダがセンターフォワードに入り、前田は左ウイングとなっている。開始早々からレンジャーズがセットプレーからチャンスを作るが、活かせない。レンジャーズがホームサポーターの声援を受けて攻め立てる時間が続く。
すると25分、FKからニコラ・ラスキンがヘディングでネットを揺らす。レンジャーズが先制かと思われたが、オフサイドで取り消しとなった。34分にはセルティックDFカーター・ヴィッカーズが2度にわたってヘディングシュートで狙うが、バーに嫌われた。
44分にイダが決定的なチャンスを逃すと、直後にレンジャーズが先制。斜めのパスを受けたシリル・デセルスがエリア内で強さを見せて左足で流し込み、先制点を挙げた。
レンジャーズが1点リードで後半へ折り返すが、セルティックが追いつく。前田が左サイドを抜け出すと、相手のクリアを体に当てて中央へ。拾ったイダが振り返りざまに右足でのシュートを沈め、同点に追いついた。
試合は1-1のドローで終了。今季最後のオールドファームは痛み分けに終わった。




