セルティックのブレンダン・ロジャーズ監督は、退団に近づく古橋亨梧について語った。
2021年夏にヴィッセル神戸からセルティックに加入した古橋。元横浜F・マリノスのアンジェ・ポステコグルー監督の下で得点を量産して2シーズン前にはスコティッシュ・プレミアシップ得点王に輝き、さらに在籍する3シーズン半でリーグ3連覇をはじめ、計8つのトロフィー獲得に貢献した。
今シーズンもブレンダン・ロジャーズ監督の下でエースストライカーとしてプレーし、公式戦12ゴールを挙げる古橋だが、今冬の移籍市場でその去就に注目が集まっている。アメリカのアトランタ・ユナイテッドも関心を寄せていた同選手は現在、フランスのリーグ・アンに所属するレンヌ移籍に迫っていて、同選手も現地入りしており、移籍完了は時間の問題であると予想されている。
2023年夏に就任し、18カ月間にわたって古橋を指導してリーグ優勝などのタイトルを勝ち取ってきたロジャーズ監督は、24日のプレスカンファレンスで日本代表FWについて「彼はメディカルチェックなどのために渡航したから、おそらく次の24時間のうちに決まると言えるだろう」と話し、以下に続けた。
「彼は我々のチームのトップクラスの選手の1人で、我々が望むプレースタイルに完璧にフィットした選手だった。キョウゴは何カ月も前から退団の意思を表していて、それはさらに強いものになり、彼が退団を明らかに希望する段階が来た」
「悲しいが、我々は彼のためにこの取引を完了することを目指さなければならない。彼はクラブにとって素晴らしい選手だ。彼は我々が失うのを望んでいた選手ではない。しかし、我々は彼の現状を受け入れないといけないし、彼がこのクラブのためにやってきたことや彼の年齢、彼の現状を考えれば、我々はこれを受け入れなければならない」


