現役時代にレンジャーズやスコットランド代表で活躍したバリー・ファーガソン氏は、低調な戦いを続けるセルティックについて語った。
今シーズンから元横浜Fマリノス指揮官のアンジ・ポステコグルー監督が指揮するセルティック。2年ぶりのタイトル奪還に向けて士気を高める同チームだが、リーグ戦7試合を終えてすでに3敗を喫するなど、首位レンジャーズと勝ち点6差の6位と低迷する。先日にはホームでダンディー・ユナイテッドに1-1で引き分けるなど調子が上がらず、ポステコグルー監督へは厳しい目が向けられ始めている。
しかし、セルティックの宿敵レンジャーズで長年プレーした経験のあるファーガソン氏は、『The Go Radio Football Show』で主将カラム・マクレガーや古橋亨梧の不在が大きな影響を与えていると主張した。
「セルティックファンは勝利を望んでいて、彼らは結果を得るのに苦労している。しかし、彼(ポステコグルー監督)は2人や3人のキープレーヤーを失っている。キョウゴはセルティックキャリアの信じられないスタートを切った。彼は最高の補強だった。彼がいないことは甚大だ。ジェームズ・フォレストの欠場も大きい。しかし、一番は主将のカラム・マクレガーの欠場だ。彼がいない数試合がそれを示している」
「クオリティのある選手たちを失っている。マクレガーとキョウゴ、彼らがいないことはとても大きい。他人が何と言おうとも私はそのように考えている。もちろん、ピッチに立った選手次第だが、キョウゴとマクレガーの欠場はとても大きなことだ」
なお、公式戦9戦7ゴールの古橋が欠場する中、セルティックは公式戦5試合を戦い2勝1分け2敗と波に乗れない状況が続く。


