セルティックのブレンダン・ロジャーズ監督は、前田大然のポジションについて語った。
2022年冬にセルティックに加入して以降、主力として大活躍を続ける前田。特に昨シーズンは、シーズン途中で移籍した古橋亨梧の代役としてセンターフォワードを務め、公式戦33得点をマークして、スコティッシュ・プレミアシップ優勝とリーグカップ制覇に貢献した。
セルティックで大きなインパクトを残す前田に対しては、今夏に移籍の可能性が浮上。プレミアリーグ勢などからの関心が届いたが、クラブが代役を見つけられず、最終的に残留することが決まった。そして、今シーズンもロジャーズ監督の主力としてここまで公式戦8試合で2得点2アシストを記録する。
前田の引き留めに成功したセルティックだが、今夏にはニコラス・キューンやアダム・イダら前線の選手が退団。その一方で、ミシェル=アンジェ・バリクウィシャやセバスチャン・トゥネクティらを獲得した。しかし、両選手は左サイドウイングを主戦場としており、ロジャーズ監督は両選手を右ウイングで起用したりと試行錯誤を続けている。
同指揮官はプレスカンファレンスの中で、選手が入れ替わったチームの前線について「我々はダイゼンが移籍すると思っていたから、穴埋めをする必要があった。確かに、望んでいた右ウイングを獲得することはできなかった。だから、我々は彼(バリクウィシャ)を試したかった。しかし、彼が左ウイングでより快適にプレーできることは明らかだ」とジレンマを抱えていることを明かした。
その一方で、前田が右ウイングでプレーする可能性について問われたロジャーズ監督は「右ウイングが彼のベストポジションであるとは思わない。左か中央が彼のポジションだと思う」と日本代表FWをこれまで通り左ウイングもしくはセンターフォワードでの起用を続けると明かした。
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