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セバージョスがCLダービーでの不適切行為を謝罪「怪我していたし処分がこわくなかった。だけど、すべき行為ではなかった」

13日のラ・リーガ第31節、レアル・マドリーは敵地メンディソロサでのアラベス戦に1-0で勝利した。この試合ではMFダニ・セバージョスが1カ月半ぶりに実戦復帰を果たしている。

セバージョスは2月26日のコパ・デル・レイ準決勝1stレグ、敵地レアレ・アレナでのレアル・ソシエダ戦で負傷。試合終了間際に自身のヒザとMF久保建英のヒザが接触し、筋肉系の怪我によって約1カ月半の戦線離脱を強いられた。チームはセバージョス離脱以降9試合を戦ったが、その成績は4勝1分け4敗と振るわず、昨季引退したトニ・クロースに最も近いタイプである同選手の重要性が浮き彫りになっている。

先にチームの全体練習に復帰していたセバージョスは、アラベス戦の92分から出場して実戦復帰。ベンチ入り禁止処分のカルロ・アンチェロッティ監督に代わりチームを指揮したダヴィデ・アンチェロッティ助監督によれば、「どちらかと言えば時間を稼ぐための起用だった」と話していたが、その限られた時間の中でチームのパス回しを円滑にしていた。

試合後、『レアル・マドリーTV』とのインタビューに応じたセバージョスは、復帰の喜びを語っている。

「この45日間、チームをずっと助けたかったんだ。とても調子が良かったのに不運にも負傷をしてしまった。チームは少し調子を落としたけど、この勝利が水曜(CLアーセナル戦)に向けて士気を上げるものとなった。ラ・リーガで優勝を争い続けるためにもね」

セバージョスはまた、0-3で敗れたアーセナルとの1stレグを振り返りながら、本拠地サンティアゴ・ベルナベウでの逆転を見据えた。

「1stレグ、僕たちは60分までは対等な試合をしていた。だけど彼らが直接フリーキックを2回決めて、それが大きく響くことになったんだ」

「僕たちは不利な状況で2ndレグに臨む。ロンドンで演じた悪い試合からミスを修正しなきゃいけない。僕たちは正面切って彼らに立ち向かっていくし、そのためにはいつもと同じか、もう少しだけ凄まじいベルナベウが必要となる。それがあれば、僕たちは大きな可能性を手にするはずだ。信じることなんだよ」

セバージョスは一方で、CL決勝トーナメント1回戦アトレティコ・マドリー戦の“不適切ジェスチャー”について謝罪。リュディガー、セバージョス、エンバペ、ヴィニシウスはPK戦で次戦進出を決めた後、アトレティコサポーターが陣取るスタンドに向けて不適切なジェスチャーを行い、UEFAから2〜4万ユーロ(約300〜600万円)の罰金処分を受けた。負傷中のセバージョスは右腕を高い位置で折り曲げ、左手で右腕の肘を内側を叩く“ブラ・ドヌール”と言われる挑発的かつ侮辱的なジェスチャーを見せ、2万ユーロの罰金を科されている。

セバージョスは、そのジェスチャーがしてはいけないものだったことを認めている。

「あの振る舞いについて? 処分をおそれていなかった。負傷していたし、ロンドンの試合は出られないと分かっていたからね」

「でも、あの振る舞いについては謝罪をしたい。ああしたことをしてはいけなかった。僕は間違いを犯したし、罰を受け入れるよ」

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