レアル・マドリーのカルロ・アンチェロッティ監督はキリアン・エンバペとヴィニシウスへの批判を一蹴した。スペイン『マルカ』が伝えている。
前節のレアル・ソシエダ戦ではエンバペとヴィニシウスが揃って得点を記録。しかし、直近のチャンピオンズリーグ・シュトゥットガルト戦ではエンバペらのゴールで3-1と勝利したものの、2人のインパクトは弱かった。21日のエスパニョール戦へ向け、メンバーを変える可能性も伝えられる。それはエンバペとヴィニシウスが攻撃的なプレーと守備的なバランスを取るのに苦労しているという、最近のポゼッションの統計に基づくものだ。
しかし、指揮官はこの問題について典型的な断言をしており、守備はチームワークであると主張している。
「チームの目的はコンパクトであること。ヴィニ、キリアン、ロドリゴが高い位置からプレスをかけ、中盤の選手が上がらず、守備陣が上がらないとしても、それは彼らの問題ではない。もっと守備をしろとは言わないが、中盤との距離を縮める必要がある。前線の3人が機能していないから、バランスが取れていないと考えているのは分かるが、そうではない」
