GARETH BALE Getty Images

ベイルの代理人が英2部カーディフと交渉中…大幅な減俸あるも“現実的な選択肢”に

カーディフ・シティがギャレス・ベイルの代理人と交渉を行っているようだ。イギリス『BBC』などが伝えている。

2013年にレアル・マドリーに加入し、5度のチャンピオンズリーグ優勝などに貢献したベイル。しかし、近年は負傷に泣かされ、パフォーマンスを落とし、フィールド外での言動に注目が集まったりと、メディアやファンから大きな非難を浴びていた。そして、契約満了に伴い、今夏にレアル・マドリーから退団することが決まった。

ウェールズ代表キャプテンとして64年ぶりのワールドカップ出場権獲得に貢献したベイルの新天地は現時点で不透明で、いくつかのクラブが興味を持つことが判明。中でも、母国ウェールズのカーディフが同選手との契約に興味を持っていることが分かっている。

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そんな中、ベイルの代理人が『BBC』に明かしたところによると、カーディフのメフメト・ダルマン会長と交渉を行っているようだ。ただし、現時点で合意には至っておらず交渉は継続される予定で、さらに代理人は他クラブとも話し合いを行うことを認めている。

レアル・マドリーからイングランド2部カーディフに移籍することになれば、キャリアの急降下になるが、ベイルにとっては現実的なオプションになる模様。その理由の一つがカーディフはウェールズ代表と練習場を共有しており、同選手が代表チームのスタッフの下で継続してトレーニングを行える見込みだ。

さらに、ベイルの家族もカーディフに住んでおり、またカタール・ワールドカップ前にプレミアリーグのクラブに移籍するよりも、チャンピオンシップのクラブに在籍することでより多くの出場機会が得られるチャンスもあると考えられている。

しかし、サラリー面に関してはレアル・マドリー時代から大幅に下落する模様。週給60万ポンド(約1億円)はカーディフのファーストチーム全体のサラリーに匹敵するものであり、大幅な減給は免れない。それでも、同選手の最優先事項は、ウェールズ代表として最高のワールドカップを送ることで、金銭面は重要な要素ではないと考えられている。

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