レンヌMFエドゥアルド・カマヴィンガは、スペインへの移籍を優先的に考えているようだ。イギリス『テレグラフ』が伝えている。
わずか16歳にしてレンヌのトップチームデビューを果たし、すでに公式戦82試合に出場しているカマヴィンガ。レンヌで10番を背負い、チャンピオンズリーグも経験。昨年9月にはフランス代表初キャップも飾るなど、世界トップクラスの才能として全世界の注目を集めている。
そんな18歳MFには数多くのビッグクラブが関心を示しており、中でもマンチェスター・ユナイテッドが接触していることが伝えられている。獲得を熱望する中、レンヌ側は契約残り1年となった今夏に3000万ユーロ(約40億円)で放出を許可する可能性があるという。
しかし『テレグラフ』によると、選手本人の希望はスペインのようだ。以前にも移籍が噂されたレアル・マドリーやバルセロナといった、ラ・リーガ強豪への加入を望んでいるという。マンチェスター・U内でもその見方が強まっており、懸念が広がっているようだ。
それでも同メディアは、ラ・リーガ2大クラブは今夏深刻な財政難に陥っており、来夏のフリー加入に魅力を感じていると報道。そして、今夏に「先手を打つ」クラブがあってもおかしくはないと指摘した。その一方で、マンチェスター・Uに関しては「他の優先事項」としてセンターバック補強を挙げ、ラファエル・ヴァラン獲得のために選手放出に動く可能性があると分析している。
