カリアリの指揮官クラウディオ・ラニエリがイタリアサッカー監督協会(AIAC)およびカリアリ大学が主催したイベントに出席し、自身の経験談などを語った。イタリア紙『ガゼッタ・デロ・スポルト』が伝えている。
かつてFW岡崎慎司が所属したレスターで、“奇跡”のプレミアリーグ制覇を果たしたほか、サンプドリアではDF吉田麻也を指導した経験を持つ71歳のラニエリ。そんなイタリア人指揮官は、監督を務める上で選手を理解することが大切であることを訴えたほか、指導者を目指す若者たちへメッセージを発信した。
「自分のチームの選手たちと接する際、最初にすることはサッカーのテクニックやアイディアに関することではない。まずは選手たちの頭の中に入り込むようにしているんだ。また、キャリアでクラブから解任されたときは、(ユルゲン)クロップや(ジョゼップ)グアルディオラらあちこちの監督のところへ行った。彼らがどんな指導をしているのか知りたかったんだ」
「サッカーにおいて秘訣などない。あるのは知識だけだ。だからこそ、レスターの監督に就任した時も、残留を決めたチームの選手たちのデータを見て、私は何も手を加えなかった。彼らが習慣としていたところから再出発したんだ。指導者になりたい若者たちに伝えたいことは、自分自身のままであり続けて欲しいということ。妥協することなく、自分のアイディアを信じて欲しい」
さらにラニエリは、センターフォワードの人材不足が指摘されるイタリア代表についても言及。「確かにCFが少ない。ジジ(ルイジ)・リーヴァのような選手が出てくるのを待ちたい。だが各国代表にはサイクルがあり、イタリアの前にはオランダやフランスでも同じことが起きている」と述べた。




