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C大阪が14年ぶり、横浜FMは4年ぶりの天皇杯決勝進出…ともに延長の死闘を制して元日決戦へ

■天皇杯準決勝

神戸 1-3 C大阪
神戸:大森(90分)
C大阪:水沼(90+1分)、柿谷(98分)、ソウザ(114分)

横浜FM 2-1 柏
横浜FM:伊藤(69分)ウーゴ・ヴィエイラ(118分)
柏:ハモン・ロペス(11分)

天皇杯準決勝の2試合が23日に行われ、セレッソ大阪と横浜F・マリノスが決勝進出を決めた。

柏と横浜FMは等々力陸上競技場で対戦。柏のスタメンにはリーグ戦で12ゴールを挙げ、チーム得点王に輝いたクリスティアーノを1トップに置き、E-1選手権で日本代表デビューを果たした伊東純也とハモン・ロペスがサイドに入った。最後尾には伊東と同じくE-1でA代表デビューを飾った中村航輔が先発入りした。

一方の横浜FMは、ケガから戦列復帰を果たしたウーゴ・ヴィエイラを最前線に置き、2列目に天野純、マルティノス、山中亮輔が入った。

試合は立ち上がりにいきなり動く。11分、ボールを持ったハモン・ロペスが勢い良く左足を振り抜く。このロングシュートがゴールに突き刺さり、柏が先制に成功する。さらに得点直後に柏は、そのハモン・ロペスのクロスから伊東が決定機を迎えるが、これはGK飯倉大樹がファインセーブを見せる。柏が序盤から主導権を握り、横浜FMゴールを狙っていく。

対する横浜FMは前半、思うように前線へボールを供給できず、これといったチャンスを作れず。柏の堅守を前にノーゴールで前半を折り返す。

後半に入ると横浜FMにいきなりアクシデントが襲う。47分、扇原貴宏が左足を痛めてしまい、プレー続行が不可能に。結局、伊藤翔との交代を余儀なくされる。伊藤はトップ下に入り、天野が一列下がり、ボランチに入った。その横浜FMは63分、カウンターからウーゴ・ヴィエイラが山中にラストパス。受けた山中が左足でゴールを狙ったが、GK中村にセービングされてしまう。

それでも反撃の手を緩めない横浜FMは69分、伊藤が左サイドの下平匠にパスを出すと、下平が左足でクロスを供給。これを伊藤がヘディングシュートを突き刺し、横浜FMが同点に追い付く。

追いつかれた柏は81分にクリスティアーノがミドルシュートを放ったが、ゴールならず。結局、両者追加点を挙げることなく90分の戦いが終了。延長戦へ突入した。101分に柏は、途中出場の大津祐樹が右サイドからクロスを送ると、武富孝介が左足でシュートを放つ。しかし、飯倉のファインセーブに阻まれてしまう。すると延長後半終了間際、カウンターから最後はウーゴ・ヴィエイラが押し込んで横浜FMが逆転。試合はそのまま終了し、2-1で横浜FMが逆転勝利。2013年以来4年ぶりの決勝進出を決めた。

なお、もう1試合の神戸vsC大阪は、3-1でC大阪が勝利した、C大阪は後半終了間際にに大森晃太郎にゴールを許し、神戸に先制されたが、アディショナルタイムに水沼宏太が起死回生のジャンピングボレーを決めて同点に。延長戦に突入すると、98分に相手のハンドで得たPKを柿谷曜一朗が決めて逆転すると、114分にはその柿谷のラストパスからソウザがダメ押し点を決めて勝負あり。C大阪が14年ぶりの決勝進出を決めた。

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