現地時間13日に行われたリーガのスーパーカップ第1戦で、レアル・マドリーがバルセロナを3-1で下した。 この試合で80分に追加点を決めたクリスティアーノ・ロナウドが、82分に相手ゴール前で倒されたシーンがシミュレーションだったとして2枚目のイエローカードを受け、退場処分となった。
この直後、C・ロナウドは主審の背中を押したことが、スペインサッカー連盟の競技規則第96条「審判への暴力行為」に抵触するとして、C・ロナウドには5試合の出場停止処分が科せられた。そこで『ESPN』は、C・ロナウドの離脱がどのような影響をレアル・マドリーにもたらすかを紹介している。
レアル・マドリーが昨シーズン、消化した公式戦は60試合。C・ロナウドがピッチに立った試合は31勝10分け5敗という結果だった。その一方で、C・ロナウドが不在の試合では、13勝1分けという成績。チームのゴールアベレージも出場時が2.6(1試合あたり)、不在時が3.9となっており、C・ロナウドはいないほうがレアル・マドリーは好成績を残していると紹介している。
複数のコンペティションをまとめた公式戦のデータであり、C・ロナウドが格下相手に温存されていたというケースもある。それでも、C・ロナウドがいなかった時のほうがチームは好成績を残していたようだ。
C・ロナウドは5試合の出場停止処分で復帰は早くても9月下旬になる見通しだが、果たしてレアル・マドリーはエースの不在を乗り切れるのか。エース不在の間に、マルコ・アセンシオら代役が活躍し、チームが躍進を見せるというシナリオも十分に実現の可能性がありそうだ。
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