C・ロナウドが絶賛するジダンの才能「とても知的。全選手を巻き込んでいく」

ユヴェントスFWクリスティアーノ・ロナウドが、レアル・マドリーで共闘したジネディーヌ・ジダン監督についてフランス『RMC』の番組内で語った。

昨夏ユヴェントスへ移籍するまで、9年間をレアルで過ごしたC・ロナウド。公式戦438試合でクラブ史上最多得点となる451ゴールを記録し、クラブにチャンピオンズリーグ（CL）4度優勝、リーガ制覇2回をもたらした。

そんなC・ロナウドは、ジダン監督の下で3シーズンにわたってプレー。史上初のCL三連覇を成し遂げ、共にクラブの歴史に名を刻んでいる。

C・ロナウドと同じタイミングでレアルを離れたジダン監督だったが、先日には古巣を救うために再び指揮官に就任している。34歳FWは『RMC』の番組「ジダン、レアル・マドリー」の中で、恩師を称賛している。

「僕が思うに、ジダンはグループをとても知的に管理していたね」

「すべての選手がプレーしたいと望むものだから、簡単な状況ではないよ。本当にスマートな仕事ぶりだね。すべての選手を巻き込んでいて、非常に有益なものだったよ」

また、レアル主将セルヒオ・ラモスも「ジダンのキャリアは彼の証明。選手として何を成し遂げ、監督として何を成し遂げたのかね」とし、選手としての偉大な才能が、指導者としての仕事に役立っていると語っている。

「彼は自身が選手として持っていた才能を、監督としてロッカールームを率いる力に転換した。僕らのように、彼は素晴らしく、唯一無二の仕事をこなす。結果は単なる偶然ではない。自分の役割にうまく適応することができたんだ」

偉大なレジェンドの下で再建を目指すレアル。今季のタイトルは厳しくなっているが、来季以降、欧州の覇権を奪取することはできるのだろうか。