Sei Muroya Hannover 10302023(C)Getty Images

室屋成、復帰戦で3人かわすドリブルからニアに突き刺すゴール!7週間ぶり出場でハノーファー勝利に貢献

ブンデスリーガ2部ハノーファーのDF室屋成は、3月31日の第27節マグデブルク戦で復帰を果たし、勝利を決めるゴールを奪った。

2月から負傷離脱を強いられ、一部のメディアでは今季絶望とも伝えられていた室屋。それでも、マグデブルク戦で右ウィングバックとして先発メンバーに名を連ね、7週間ぶりに公式戦に出場した。一方でホームのマグデブルクでは伊藤達哉が後半開始から出場し、日本人対決が実現している。

ハノーファーは29分、左ウィングバックのヤニック・デームのゴールで先制。後半には伊藤の投入により活性化したマグデブルクの攻撃を耐える時間帯が続いたが、84分に室屋が試合を決める追加点をもたらす。

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右サイドでボールを受けた室屋はドリブルを仕掛けると、相手3人をかわしてゴール右前へ。最後は左足を振り抜き、ニアサイドにシュートを突き刺している。自身今季2ゴール目を記録し、復帰戦で大きな存在感を放った。

なおアディショナルタイムにFWセドリック・トイヒャートもネットを揺らしたハノーファーは、3-0で快勝。この結果、順位は5位と変わらないものの、入れ替えプレーオフ出場圏内である3位フォルトゥナ・デュッセルドルフとの勝ち点差が「3」に縮まっている。

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