Hamburger SV 05102025(C)Getty Images

昇格の歓喜が悲鳴に…ハンブルガーSV、ピッチに侵入のファンら1人が重体、19人が重傷

ブンデスリーガ2部のハンブルガーSV(HSV)が1部昇格を決めた試合後、ファンがピッチになだれ込み、多数の負傷者が出たことが明らかになった。『キッカー』など複数のドイツメディアが報じている。

HSVは10日に行われた第33節で、ウルムに6-1で大勝。この結果、自動昇格圏の2位以内が確定し、本拠地フォルクスパーク・シュタディオンで7年ぶりとなる待望の1部復帰を果たした。

そしてこの試合終了後、ファンの歓喜が爆発。スタジアムアナウンサーがピッチへの乱入を控えるよう呼びかけたものの、すでに終了間際にピッチ周辺に集まっていた多くのファンが、試合終了のホイッスルと同時にピッチになだれ込んでいる。

ハンブルク消防局の発表によると、この混乱で1人が命に関わる重傷を負い、さらに19人が重傷、5人が軽傷を負ったという。また同局は、一部のファンが観客席から飛び降りたことや乱闘があったことも報告しており、合計44人が医療措置を受けたとしている。

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