ブンデスリーガ2部ダルムシュタットは、レンタルで加入しているMF秋山裕紀の買取オプションを行使する構えのようだ。クラブのポール・フェルニーSD(スポーツディレクター)が明言した。
今月9日に25歳の誕生日を迎えた秋山は、今夏にアルビレックス新潟から買取オプション付きのレンタルでダルムシュタットに加入。フロリアン・コーフェルト監督が率いるチームで、中盤の一角として2試合を除くすべての公式戦でスタメンを張り、3ゴールを記録。現在3位で昇格争いに絡んでいるチームで存在感を発揮している。
そして、ダルムシュタットは、秋山の来期以降の残留を望む模様。イングランド人のフェルニーSDはドイツ誌『キッカー』の取材に対し、「オプションを行使しない理由はまったくない」と強調。「行使するかどうかの問題ではなく、タイミングのみの問題だ」と、契約を完全移籍へ移行させる方針を明言した。
なお、ダルムシュタットは夏には昨季期限付きでポーランドのグールニク・ザブジェでプレーしていた古川陽介も獲得。ジュビロ磐田からの完全移籍で加入している22歳の左ウインガーだが、公式戦4試合の出場にとどまっている。
