ブレーメン率いるフロリアン・コーフェルト監督は、日本代表FW大迫勇也を今後最前線に置かない考えのようだ。ドイツ紙『ビルト』が報じた。
大迫は2019-20シーズンはブレーメンでリーグ戦28試合に出場。日本代表チームではセンターFWが定位置のアタッカーだが、『transfermarkt.de』のスタッツによれば、クラブでは攻撃的MFとして出場した昨シーズンの序盤と終盤のリーグ戦8試合で7ゴールをマーク。他の選手の離脱によりセンターFWで起用されたリーグ戦13試合(1ゴール)に比べて、断然得点力を発揮していた。
コーフェルト監督も大迫がブレーメンで最も影響力を示すのは2列目だと考えるようだ。『ビルト』が伝えたところ、「ユウヤは今はどちらかと言えば10番(トップ下)か8番(インサイドハーフ)だ。最前線の選手としては見ていない」と明言したとのこと。新シーズンに向けて、攻撃的MFの位置で起用するプランを明かしている。
コーフェルト監督はまた、昨季は特に目立った周囲からの大迫の闘争心を疑う声にあらためて言及。「ユウヤは、誤ったイメージが作り上げられたと思う。彼がどれほどファウルを受けているのか数えてみればいい。いずれ我慢ができなくなるものだ。だが彼は抵抗し、私はそれが気に入っているよ」と擁護した。
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