シュトゥットガルトは1日、バルセロナのリザーブチームであるバルセロナ・アトレティックから、U-19ドイツ代表MFノア・ダルヴィッチを獲得したと発表した。契約は2029年まで。
現在18歳のダルヴィッチは、2023年夏にフライブルクの下部組織からバルセロナ・アトレティックへ移籍。U-17ドイツ代表ではキャプテンを務め、同世代のワールドカップとEURO制覇に導いた攻撃的MFである。カタルーニャではユースリーグチームを含めて公式戦50試合に出場し、3ゴール4アシストを記録した。
そんなヤングスターが新天地に選んだのはシュトゥットガルト。6月に入ってからは、バイエルン・ミュンヘンやボルシア・ドルトムントをはじめとする他のブンデスリーガクラブからの関心も報じられていたが、最終的にセカンドチームが3部に所属するシュトゥットガルトと契約を結んだ。
ダルヴィッチはクラブの公式ウェブサイトを通じて、次のように意気込みを語っている。
「VfBシュトゥットガルトへの移籍が実現し、このような特別なクラブの一員になれたことをとても嬉しく思う。バルセロナにいた間もブンデスリーガは定期的に観ており、VfBの見事な歩みを追っていた。今後は一日も早くチームに馴染み、チームメイトたちと知り合い、ひたむきに努力して、自分自身をVfBでさらに成長させ、クラブとともに成功をつかめるように頑張りたい」
なお、ドイツ紙『ビルト』によると、シュトゥットガルトが支払う移籍金は約100万ユーロ(約1億7000万円)と見られている。




