Serhou Guirassy Stuttgart 09222023(C)Getty Images

得点力爆発!シュトゥットガルトFWギラシ、今季2度目のハットでブンデス史上最速13ゴール

日本代表DF伊藤洋輝らが所属するシュトゥットガルトのFWセール・ギラシが止まらない。前節のハットトリックにより、ブンデスリーガ史上最速で13得点をマークした。

ここ2シーズン残留争いに巻き込まれ、今夏の移籍市場ではキャプテンの遠藤航やボルナ・ソサと中心的な選手たちを失ったシュトゥットガルト。だが、今季は2022年夏にフランスのレンヌから期限付きで加入し、今夏に完全移籍移行となったギラシが爆発。第7節のヴォルフスブルク戦でハットトリックを達成したことで13得点と、7節消化時点におけるリーグ史上最多得点記録を叩き出している。

昨季は公式戦29試合の出場で14ゴールをマークした現在27歳のギニア代表FWは今季、これまでの公式戦8試合ですでに昨季と並ぶ得点数を記録している。第6節ケルン戦を除くすべての試合でゴールを奪っており、2試合でハットトリックを達成。3試合でドッペルバックを記録するなど、6勝1敗で現在2位につけるシュトゥットガルトの快進撃に大きく貢献している。

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ブンデスリーガ公式ウェブサイトによれば、ギラシはリーグ8節消化時点でも前代未踏の得点数を記録しているとのこと。また『キッカー』はシーズンの最初の7試合の出場において、1964-65シーズンのクリスティアン・ミュラー氏(ケルン)と2015-16シーズンのロベルト・レヴァンドフスキ(バイエルン・ミュンヘン)がそれぞれ挙げた12得点がこれまでの最多記録だったと伝えている。

なお、昨季のブンデスリーガでは、ブレーメンのFWニクラス・フュルクルーグ(現ドルトムント)とRBライプツィヒのFWクリストファー・エンクンク(現チェルシー)が例年より少ない16得点で得点王に。ギラシは今までの勢いが続けばその数字を今後数試合で超えるかもしれない。

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