Hiroki-Ito(C)Taisei Iwamoto

伊藤洋輝、ドルトムントとの上位対決で勝利に貢献!CL出場権近づくも「いつ悪い流れが来るかわからない」

シュトゥットガルトDF伊藤洋輝が、勝利に終わったドルトムント戦を振り返った。

シュトゥットガルトは6日、ブンデスリーガ第28節でドルトムントと対戦。試合は序盤にドルトムントがカリム・アデイェミを中心に積極的な仕掛けを見せていくが、シュトゥットガルトも集中した守備で対応。前半をスコアレスで折り返しすと、シュトゥットガルトはハーフタイムに選手を入れ替えて守備を修正する。そして少しずつペースを掴むと65分、ジェイミー・レーヴェリングのパスからセール・ギラシが先制弾。終盤の猛攻を耐えきり、1-0で勝利を飾った。

この勝利で勝ち点を60まで伸ばし、2位バイエルンと同勝ち点となったシュトゥットガルト。最終ラインの一人として大きく勝利に貢献した伊藤は試合後、「ここでドルトムントに勝ちたかった。勝ってよかった」と上位対決での勝利で喜びを口に。加えて、「基本的なことができていたからこそ、オフサイドを取れたり、先にボールに触れたりしたと思う。もっとボールを持っている選手にプレッシャーがかかれば自分たちの守備はしやすくなりますけど、結構暑かったので、まずは無失点に抑えられてよかった」と無失点勝利に手応えを示した。

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また、伊藤は前節のハイデンハイム戦で3失点を喫した中、チームとしての修正がうまく行ったことを説明している。

「前節、3失点しましたけど、セカンドボールだったりのところは前線の選手への不満もあった。そこをチームで話し合った結果、今日みたいないい雰囲気があって、さらに勝ちへの執着心があったからこそ勝ち点3を取れたと思う。まずそこの基本的なことができたからこそ崩れずにやれたと思います」

目標だったチャンピオンズリーグ(CL)出場権を得られる4位以内にも大きく近づく結果となったが、「まだフランクフルトもあるし、バイエルン、レヴァークーゼンも連戦が残っている。今日ハイデンハイムがバイエルンに勝ったみたいに、自分たちもいつ悪い流れが来るかわからない。しっかり来週に向けてやっていきたい」と気を引き締めた。

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