日本代表MF遠藤航が所属するシュトゥットガルトはジュビロ磐田から伊藤洋輝をレンタルで獲得。最初はセカンドチームで起用するクラブのプランから一転してシーズン開幕時までのトップチーム入りの可能性も出てきた。
シュトゥットガルトでは契約最終年に突入のDFマーク=オリヴァー・ケンプフの去就が不透明のまま。同選手の退団に備えて、獲得したと見られる同じく左利きの伊藤だが、クラブのスヴェン・ミスリンタートSD(スポーツディレクター)は加入を発表する際、「まずU-21チームの道を歩むことになるが、彼には少しずつ欧州のサッカーに馴染んでもらうつもりだ」としばらくは4部所属の2軍で起用する考えを明かしていた。
しかし、ドイツ紙『ビルト』は「シュトゥットガルトにはケンプフ抜きのプランがある」との見出しで代役候補2人を紹介。1人は昨年1月にチェルシーのリザーブスから加えたクリントン・モラで、長期離脱の影響でまだブンデスリーガ戦には出場していない現在20歳の元U-19イングランド代表MF。左サイドバックや左センターバックなど複数のポジションをこなし、今夏のプレシーズンで好パフォーマンスを見せていると伝えられている。
そして、もう1人は伊藤とのこと。先日行われたサンクト・ガレン(スイス)とのテストマッチでのプレーを受け、同紙は次のように分析した。
「極めて短い時間で順応したヒロキ・イトウ(22)もまたポジティブなサプライズ。3-0での勝利を収めたサンクト・ガレン戦前半はケンプフのポジションで出場し、納得させるプレーを見せた。身長は186センチとこのポジションに十分なたくましさを持ち、加えてオン・ザ・ボールで落ち着きを見せる上、デュエルにも非常に強い」
伊藤は早くも現地紙の記者に好印象を与えている様子。ケンプフの去就にもよるとはいえ、新天地での公式戦デビューはそう遠くはないかもしれない。


