Genki Haraguchi Stuttgart 12102023(C)Getty Images

原口元気の今冬移籍にシュトゥットガルトは難色か…ブンデスリーガ最年少チームで “重要な存在”に?

元日本代表MF原口元気は今冬の移籍を見送るのだろうか。ドイツ紙『ビルト』によれば、シュトゥットガルトは今後同選手を必要とするという。

原口は今年1月にウニオン・ベルリンから1年契約でシュトゥットガルトに加入。当時指揮を執っていたブルーノ・ラッバディア前監督の下ではすぐさまレギュラーの座を獲得し公式戦すべてに出場した。だが、4月にセバスティアン・ヘーネス監督が就任してから出場機会が徐々に減少し今季は2試合の出場(合計出場時間は21分)にとどまり、本人も退団を望んでいると報じられていた。

そんな中、『ビルト』が再始動前のシュトゥットガルトのチーム事情を紹介。リリアン・エグロフやニコラス・ナルテイと負傷離脱中で苦しい立場の2人に触れた際、「(監督のセバスティアン)ヘーネスの下では役割を与えられなかった原口元気の状況はまったく異なり、彼は急に重要になるかもしれない」と記した。

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同紙はその理由として「経験という点ではこのスカッドは手薄だから」と指摘。「それに伊藤洋輝(日本)やチョン・ウヨン(韓国)、シラス(コンゴ)、そしてFWセルー・ギラシ(ギニア)といった主力組選手たちがアジアカップやアフリカネイションズカップで欠くことになる」とも説明している。

『Transfermarkt』によると、シュトゥットガルトのトップチームに所属する28選手は23.6歳とリーグ最年少の平均年齢で、チーム最年長は現在32歳の原口。チームとしては豊富な経験を誇るベテランをシーズン途中に手放したくないかもしれない。

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