Daisuke-YokotaGetty Images

横田大祐は「ブンデスリーガでやっていくポテンシャルがある」。カイザースラウテルン前指揮官が称賛

昨季途中までカイザースラウテルンを率いたマルクス・アンファング監督が、ザンクト・パウリの狙う横田大祐を称賛した。『Abendblatt』が伝えた。

現在25歳の横田は、昨夏にベルギーのヘントからブンデスリーガ2部のカイザースラウテルンにローンで加入。右ウイングを主戦場とする左利きのアタッカーは、そのドリブルでファンの心をつかみ、公式戦26試合に出場して4ゴール3アシストを記録した。ただ、クラブは財政的な理由から完全移籍での獲得を見送ったとされている。

先日、シント=トロイデンVVから藤田譲瑠チマを獲得したザンクト・パウリは、昨季までカイザースラウテルンに在籍し、現在はローン移籍が終わりヘント所属となっている横田を高く評価。今夏の移籍市場で関心を持ち、獲得を目指しているという報道も出ている。

そんな横田を称賛したのが、昨季カイザースラウテルンで横田を指導したアンファング監督だ。インタビューの中で、横田のプレーを称賛している。

「彼にはブンデスリーガでやっていくポテンシャルがあると思う。確かにいくつかの点で取り組まなければならないことがあるが、基本的な素質は備わっていると思うよ。彼は1対1の状況を非常に上手く打開できる。昨シーズンは、彼がその能力で前線の攻撃を豊かにしてくれた」

「しかし、彼には間違いなく得点に対する脅威が欠けているね。危険な場面を作り出すシーンは常にあるが、最終的な結果が伴っていない。それは彼が時として遊び過ぎるからだ。もし彼がよりゴールを奪う志向になれば、今後はるかに多くのゴールを決められると強く信じているよ。また、彼は周りとどう接すればよいかを知っていれば、決定的な違いを生む選手になり得るはずだ。それは彼のプレースタイルと関係している。彼は常に非常に多くのアクションを求めている。それが得られないと、不満を感じることがあるんだ。だけど、全体的には良いプレイヤーだし、非常に野心的な青年だよ」

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