Joel Chima Fujita St.Pauli 08232025(C)Getty Images

藤田譲瑠チマに要注意!HSVアシスタントがダービーのキーマン候補に指名「違いを作り出す存在」

ハンブルガーSV(HSV)にとって、ザンクト・パウリの日本代表MF藤田譲瑠チマは“要注意”の存在となりそうだ。

8年ぶりにブンデスリーガへ復帰したHSVは、29日に行われる第2節でザンクト・パウリをホームに迎える。1部でこのダービーマッチが実現するのは2011年2月以来、実に約14年半ぶり。HSVのアシスタントコーチによれば、この試合で最も警戒すべき相手選手は藤田だという。

HSVでメアリン・ポルツィン監督の下、アシスタントを務めるロイク・ファヴェ氏は、地元メディア『RegionalSport』の取材に対し、「藤田は違いを作り出す存在になり得る」と警戒心を示した。2020~22年にザンクト・パウリのコーチ陣に所属していた同氏はさらに、「私の見方では、彼がいることでチームはさらに柔軟になり、中盤のレベルも引き上げられている」とも指摘している。

現在23歳の藤田は、今夏にベルギーのシント=トロイデンからザンクト・パウリへ移籍。PK戦までもつれ込んだDFBポカール1回戦ノルデルシュテット戦(PK戦の末に3-2で勝利)と、ブンデスリーガ開幕節ボルシア・ドルトムント戦(3-3のドロー)の公式戦2試合にいずれもフル出場し、中盤で早くも存在感を放っている。

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