ザンクト・パウリのスポーツディレクターを務めるアンドレアス・ボルネマン氏が、藤田譲瑠チマへの信頼を明かした。『NDR』が伝えた。
ザンクト・パウリは23日、ブンデスリーガ開幕節でドルトムントと対戦。藤田が先発出場でブンデスリーガデビューを飾った試合は、一度は突き放される展開となったが、相手に退場者が出たところから2点のビハインドを追いつき、強敵を相手に勝ち点1を手にした。
試合前、ボルネマンSDは「我々にとって実際には典型的な選手だ。移籍金がかかったことを除けばね」と藤田の獲得に言及。クラブとしては高額な移籍金による加入となったが、藤田に全幅の信頼を置いていること明かした。
「彼は突然現れた。彼を知っている人はほとんどおらず、多くの人が『今度は誰を獲得したんだ？』と自問したはずだ。そして後で『ああ、彼はかなり良いかもしれない』と気づくんだ。事前に誰も気づくことなく、ドアを通って入ってきたんだ」
開幕戦でも中盤の軸として攻守にフル稼働した藤田。新たな舞台での活躍が期待される。
