マインツのボー・ヘンリクセン監督が、UEFAヨーロッパカンファレンスリーグ(ECL)で先発出場したMF川﨑颯太を、ブンデスリーガではまだ多く起用していない理由を明かした。
川﨑は、6日に行われたECLグループフェーズ第3節フィオレンティーナ戦で左ウイングバックとして先発出場。ブンデスリーガでは1試合の途中出場にとどまるMFにとって、ECL前節に続く新天地での2度目のスタートとなった。途中出場の佐野海舟が決勝点をアシストした2-1の逆転勝利に終わったこの試合だが、川﨑は初めてフル出場を果たした。
安定したパフォーマンスを見せた川﨑に、現地記者も注目している模様。9日に行われるブンデスリーガ第10節フランクフルト戦に向けた記者会見で、川﨑のブンデスリーガでの展望について問われたヘンリクセン監督は、「颯太はとても良かった」と振り返ると、次のように続けた。
「でも、新しい大陸に来るということは、時間が必要なんだ。彼にとってまったく新しい文化で、すべてが初めてのことだ。だから時間が必要なんだ。もし私が日本に行ったら、文化を理解して慣れるまでに少し時間がかかるのと同じだよ」
「彼はドイツに来て4カ月ぐらいになるが、どんどん良くなっている。それは我々にとって大事なことだし、もちろん彼自身にとっても大事なことだ。彼はいつも全力を尽くしている。本当に素晴らしいタイプの選手だ。なぜなら、彼はどんな試合でも、練習でも、常に“勝ちたい”という気持ちを持っているからだ」
デンマーク人指揮官は具体的な改善点も挙げている。
「そして今、彼は少し落ち着きを持てるようになった。ボールを持っているときもね。彼のプレーに以前よりも余裕が出てきたのは、ここで少しずつ居心地が良くなっているからだ。それは我々にとって、とても良いサインだよ」
「彼は、我々が“次のステップ”に進めると期待している選手だ。もちろん、ブンデスリーガでもプレーしなければならない。どれだけ早く適応できるか見ていきたいが、確実に成長している。今回が2度目の先発だった。1度目も悪くなかったが、今回はさらに良くなった。そして練習でも、彼がどんどん良くなっているのが見えるよ」


