マインツを率いるボー・ヘンリクセン監督が、新加入のMF川﨑颯太を「走りのモンスター」と称賛した。地元紙『アルゲマイネ・ツァイトゥング』がコメントを紹介している。
マインツは9日、京都サンガF.C.から期限付きで川﨑を獲得したことを発表。そして11日に行われた4部所属のバイエルン・アルツェナウとのテストマッチでは、川﨑が後半から出場し、早速新天地デビューを果たした。
MF佐野海舟も前半に出場したこの今季最初のテストマッチは、マインツが2点リードで折り返し、終盤の2ゴールで最終的に4-0と快勝。ヘンリクセン監督は試合後、得点には絡まなかったものの、FWベネディクト・ホッラーバッハや川﨑といった新加入選手について印象を語った。
『アルゲマイネ・ツァイトゥング』によると、デンマーク人指揮官は川﨑を「走りのモンスター」と表現し、そのパフォーマンスについてコメント。「それに彼はフットボールも上手い。我々にとって重要なプロフィールを満たす選手だ。新シーズンは試合数が多いので、これだけのエネルギーを持つ選手が必要になる」と好印象を示した。
なお、昨季6位のマインツは今季UEFAカンファレンスリーグのプレーオフに出場予定で、16日にザールブリュッケン(3部)、29日にクリスタル・パレス、来月9日にはストラスブールとのテストマッチを予定している。川﨑としては、これらの試合を通じてレギュラー獲得へアピールしたいところだ。


