ブンデスリーガでの初ゴールを挙げたマインツMF佐野海舟について、ドイツ誌『キッカー』が最高評価で称賛した。
昨夏にマインツへ加入して以来、公式戦すべてに先発出場してきた佐野。昨季はリーグ首位の走行距離やデュエル勝利数で4位に入るなど、チームの中心選手として存在感を示してきた。そんな24歳の日本代表は、20日に行われたブンデスリーガ第4節アウクスブルク戦で1ゴール1アシストを含む3得点に絡む圧巻のパフォーマンスを披露。敵地で4-1の勝利を導き、開幕から白星のなかったチームに待望の初勝利をもたらした。
『キッカー』によると、この試合で佐野はデュエル勝率80%と両チーム単独トップを記録し、走行距離とトップスピードでもチーム2位をマークしたという。同誌はこの活躍に最高点の「1」を与え、マン・オブ・ザ・マッチにも選出。寸評では「タックル、アシスト、フィニッシュ。あらゆる面で圧倒的なプレーを見せ、そのエネルギーでマインツに初勝利への突破口を開いた」と評価している。
さらに『キッカー』は、佐野を今季初のベストイレブンにも選出。ハットトリックを達成したバイエルン・ミュンヘンFWハリー・ケインや、ウニオン・ベルリンMFオリヴァー・バークらとともに、第4節のベストイレブン入りを果たした。
(※ドイツメディアの採点は1が最高、6が最低)




