バイエルン・ミュンヘンOBの元ドイツ代表ローター・マテウス氏はシャビ・アロンソ監督のレヴァークーゼンに残留する決断に理解を示した上で、その真の目的地として考えるクラブを明かした。
マテウス氏はドイツ誌『シュポルト・ビルト』のインタビューでブンデスリーガで首位レヴァークーゼンに勝ち点差13をつけられ、無冠の危機に瀕している2位バイエルンの現状に言及。「この1年間、バイエルンの雰囲気は良くない。これはトーマス・トゥヘルだけではなく、ここまで下された決断のせいだ。そもそもなぜトゥヘルを監督に選んだのか、問わなければならない」と古巣の監督人事に疑問を抱いている様子で指摘している。
今季限りでの退任が決定しているトゥヘル監督だが、その後任として有力視されていたアロンソ監督は先日来季もレヴァークーゼンで指揮を執ることを宣言。マテウス氏はユルゲン・クロップ監督が今夏に退任するリヴァプールからも関心が寄せられていたとされるスペイン人指揮官の決断に理解を示すようだ。
「シャビ・アロンソはリヴァプールではユルゲン・クロップの難しい遺産を引き継がなければいけなかった。ミュンヘンではプロセスが複雑で不透明なところもある。多くの異なる見解があり、物事を決定するために常に6~7人の責任者たちの承認を得なければならない」
一方、マテウス氏はアロンソ監督の将来については「ポジションが空いたらレアル・マドリーに行くことが考えられる」と予想。「彼が一番望んでいるクラブだし、レヴァークーゼン内部でもそのことは知られているはず。彼はその扉を開いたままにしている。今ミュンヘンやリヴァプールと契約していたら、その扉はしならくの間閉ざされることになっていただろう」と自身の見解を述べた。
レアル・マドリーではカルロ・アンチェロッティ監督は昨年12月に契約を26年まで延長。現役時代はレアル・ソシエダでのデビュー後、リヴァプール、レアル・マドリー、バイエルンなどで過ごしたアロンソ監督だが、2年後の夏には選手として最も多くの試合に出場したマドリーを率いることになるのだろうか。




