Florian Wirtz Leverkusen 02222025(C)Getty Images

ヴィルツが輝いた選手間投票で佐野海舟の名も…ドイツ誌がブンデスリーガ恒例アンケート結果を発表

ドイツ誌『キッカー』が、恒例のブンデスリーガ選手アンケートの結果を発表した。フィールドプレーヤー部門では、マインツのMF佐野海舟も評価を集めた。

『キッカー』は毎年シーズン終了後に、ブンデスリーガ18クラブに在籍する選手たちを対象にアンケートを実施しており、今回は216人が参加。その結果は2日付けで発表された。

フィールドプレーヤー部門では、レヴァークーゼンのMFフロリアン・ヴィルツが「ピッチ上で最も印象を残した選手」として28.2%の得票率で前年に続き首位を維持。2位はバイエルン・ミュンヘンのミカエル・オリーズ(26.4%)、3位タイには、1月にフランクフルトからマンチェスター・シティへ移籍したオマル・マーモウシュと、ボルシア・ドルトムントのセル・ギラシが4.2%で並んだ。一方、9位タイには、マインツのヨナタン・ブルカルト、ナディエム・アミリ、そして佐野の3人(いずれも2.3%)が入っている。

ゴールキーパー部門で最もポジティブな印象を残したのは、マインツのGKロビン・ツェントナー(19.9%)。2位はライプツィヒのペーテル・グラーチ(12.0%)、以下、アウクスブルクのフィン・ダーメン(10.6%)、ザンクト・パウリのニコラ・ヴァジリ(9.3%)、フライブルクのノア・アトゥボル(8.3%)が3位から5位に入った。

監督部門では、最多得票となったのがフライブルクを12年半率いたクリスティアン・シュトライヒ前監督の後任として、チームを5位に導いたユリアン・シュスター監督(31.5%)。2位には、マインツの快進撃を支えたボー・ヘンリクセン監督(19.0%)、3位はバイエルンに2年ぶりのリーグタイトルをもたらしたヴァンサン・コンパニ監督(14.4%)が続いた。ドルトムントの巻き返しを果たしたニコ・コヴァチ監督(13.9%)、フランクフルトでチャンピオンズリーグ出場権を獲得したディノ・トップメラー監督(6.9%)が4位、5位に入っている。

チームとして最も高い評価を受けたのは最終順位6位のマインツで、全体の49.5%が支持。2位にはフライブルク(31.0%)、大きく差が開いてフランクフルトが3位(8.3%)、ザンクト・パウリが4位(7.4%)となっている。一方、「期待外れだったチーム」としてはホッフェンハイムが突出しており、48.1%と圧倒的な数字で1位に挙げられた。以下、RBライプツィヒが2位(16.2%)、ヴォルフスブルクが3位(11.1%)、シュトゥットガルトが4位(7.4%)、ドルトムントとボーフムが5位タイ(3.7%)で続いている。

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