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中村敬斗、リール入り濃厚報道から一転して伊東純也の同僚に? S・ランス移籍の可能性が再浮上

オーストリア1部LASKのFW中村敬斗の獲得に向けて、伊東純也が所属するスタッド・ランスが再び乗り出しているようだ。フランス紙『ル・パリジャン』が報じている。

昨季LASKでブレイクを果たし、今夏の移籍市場での動向に注目が集まる中村。欧州各国の数々のクラブからの関心が伝えられてきたが、最近ではリールやS・ランス、リヨンとフランス行き報道が具体化。選手側が昨季11位のS・ランスには断りを入れたと報じられ、昨季5位のリールが争奪戦を制したように見えた。

しかし、どうやらリールは日本人選手を獲得するために、リーグ・アンで登録メンバーが4人に限られるEU圏外選手1人を手放す必要があるとのこと。ただ、放出候補とされるブラジル人DFアレクサンドロの移籍が決まらないため、中村の獲得に動けないことが明らかになっていた。

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そして、『ル・パリジャン』によれば、それを受けてS・ランスが再び中村の獲得レースに復帰した模様。また、同クラブをLASKと移籍金において合意に至った「唯一のクラブ」としつつ「この件を進めるためには、リールはEU圏外選手枠を1つ空けなければならない」とも指摘した。

なお、中村は5日に行われるオーストリア・ブンデスリーガ第2節シュトゥルム・グラーツ戦でメンバー外に。LASKのトーマス・ザゲーデル監督は「彼にはたくさんのクラブが関心を寄せていることを我々も知っている。当然、彼は交渉もしている」と同選手が他クラブと交渉に入っていることを明かしている。

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