バイエルン・ミュンヘンのドイツ代表MFヨシュア・キミッヒが、新型コロナウイルス感染症のワクチン接種を受けることを決心した。ドイツ公共放送局『ZDF』で明かしている。
10月に「長期的な検査がなされていないから」との理由でワクチン接種を受けていないことを認め、批判が集中したキミッヒ。先月にはチームメイトのDFニクラス・ジューレのコロナ感染により、濃厚接触者として自宅隔離を命じられると、その後もクラブ関係者が感染し濃厚接触者として再び隔離。24日には自身の陽性反応が判明し、新たな検査で陰性反応が確認された今月8日まで自宅療養生活が続いていた。
その隔離が終了した翌日にキミッヒはクラブの公式ウェブサイトで「肺に軽い浸潤があるため」全体練習の再開は1月となることを報告。そして、12日には『ZDF』に対し「不安や疑念を抱え、悩まされていたので、長い間決められないでいた」と明かした上で、ワクチン接種を受ける決心に至ったと明かした。「幸い症状が軽くすんだけど、もちろん僕も匂いと味が分からなくなった」と振り返ると、翻意の理由について、このように語った。
「予防策を遵守していれば、感染症から身を守れると思っていた。3日ごとに検査を受けているので、自分がほかの人たちを危険にさらすことはないと。ただ、第4波で感染者数が増え始め、ウイルスと接触するかしないかは自分の行動次第ではないことを思い知らされた」
「2度目の隔離の間、医師と話し接種予約をしていた。残念ながらその前に感染してしまった。(接種を受ける時期は)数日後からは回復者となり、それからしばらくしてから、推薦されるタイミングで接種を受けたい」
「色々言われた家族、もちろん同僚たちに対してもやましい気持ちがある。(ドルトムント戦など)ビッグマッチでは家にいて、チームの力にならなかったのは僕だったからね。感染したことではなく、2度濃厚接触者となったことにより、チームを見捨てたと言えるだろう。接種を受けていたら、それを避けられていたからだ」
ドイツではPCR検査によりコロナ感染が確認された場合、通常回復から6カ月後にワクチン接種を受けることが推薦される。一方、血液検査による確認の場合、その4週間後に接種が可能とのこと。なお、接種率が70%前後と欧州では比較的低く、第4波が猛威を振るうドイツだが、バイエルンと代表チームで中心的な選手であるキミッヒの決心が力強いメッセージとなることが期待される。
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