フライブルクの鈴木唯人が、敗戦に終わったケルン戦を振り返った。
フライブルクは31日、ブンデスリーガ第2節でケルンと対戦。今季初勝利を目指したフライブルクだったが、前半にセットプレーの流れから失点を献上してしまうと、後半はさらに3つの失点を喫する展開に。終盤にセットプレーから1点を返したが、時すでに遅く1-4での敗戦となった。
2試合連続でスタメン起用となった鈴木は69分まで出場。チームとして攻守にチグハグ感が出てしまっていた中、広範囲に動いてゲームを構築しようとしたが、周りとの距離感も悪く、大きな存在感を放つまでには至らなかった。
鈴木は悔しさの残る敗戦に「もちろん、会場の雰囲気も含めて難しい試合になるのはわかっていたけど、簡単に失点をしてしまって自分たちで難しくしてしまった」と反省。チームとして課題が明確にある中で、「やり続けるしかないと思いますし、試合は次から次へとくるので、何ができないのか、何を修正していかないといけないのかをチームでしっかり話し合って次に向けてやるしかない」と唇を噛んだ。
昨シーズンを5位で終えたこともあり期待値の高い中での開幕となったが、初戦のアクスブルク戦を落とし、今節も敗れて連敗スタートとなった。苦しい状況であることは間違いないが、「これもサッカーの一部だし、こういう時も必ずある。だからと言って下を向いてやるべきことを見失うのも違う。次に向けて上手くなれるチャンスだと思うのでまた強くなって帰ってきたい」とは鈴木の言葉。難しい時期だからこそ、もう一度、前を見て戦うことが必要になってくるだろう。
「代表は代表でもう少ししたらW杯があるので、いいアピールをできる機会だと思う。気持ちを新たに、しっかりとそういう中でやれるべきことをやれれば」と語った鈴木。まだまだシーズンは始まったばかり。代表で結果を残し、いい感覚を掴んでクラブに戻ってきたいところだ。
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