日本代表MF堂安律が今夏、フライブルクを退団する可能性が高まっているようだ。所属クラブは、リーグ・ドゥ(フランス2部)のトロワに所属する若手アタッカー、シリアック・イリエの獲得に近づいているという。
左利きで右ウィングを主戦場とする堂安については、以前から今夏の移籍の可能性が報じられていた。ドイツ誌『シュポルト・ビルト』が先日報じたところ、フライブルクは移籍金として2500万ユーロ(約40億5000万円)を要求し、ブンデスリーガのフランクフルトのほか、プレミアリーグやセリエAの複数クラブも関心を示しているという。
一方で、堂安の退団に備えて、フライブルクも後継者の確保に動いている模様。フランス『L’Est eclaire』は28日、シティ・フットボール・グループ傘下のトロワに所属する19歳の左利き右ウィンガー、ブルキナファソ出身のイリエがこの日メディカルチェックのため現地入りしたことを報道。クラブ間での交渉はすでにまとまっており、移籍金は1000万ユーロ(約16億2000万円)を超えると伝えている。
なお、同メディアによれば、今季これまでリーグ戦31試合に出場して6ゴールを記録しているイリエのフライブルク移籍は、リーグ・ドゥでの全日程終了後に正式発表される見込みだ。現在11位のトロワは、来月10日に行われる最終節・アミアン戦が今季のラストマッチとなる。
