フライブルクのユリアン・シュスター監督が、ホルシュタイン・キール戦に向けた記者会見に臨み、前節のレヴァークーゼン戦で途中交代した堂安律の状態についても語った。
来季のチャンピオンズリーグ(CL)出場権を争う4位のフライブルクは、10日に行われるブンデスリーガ第33節で、残留を目指すキールと対戦する。このアウェー戦を2日後に控えた記者会見の冒頭、記者から「堂安は先ほど個人練習をしていたが、何か問題があるのか。キール戦では先発できるのか」と問われたシュスター監督は、次のように答えた。
「彼はレヴァークーゼン戦(2-2)で打撲を負っていた。ほかの多くの選手と同様、彼も限界まで、いや、むしろ限界を超えるところまでいっていたかもしれない。トレーニングのペースを少し落とす必要があったが、今日は個人練習の強度を上げ、明日から再びチーム練習に戻れるよう調整しているところだ」
また、FW町野修斗が所属する相手のキールについてシュスター監督は、「非常に高いインテンシティのあるプレーができるチームで、突破されても決して諦めない」と評価。「スピードのある選手も多く、それが攻守の切り替えの速さやゴールへの脅威にもつながっている」と語ったうえで、「勇気を持ってプレーしている。あの順位(現在17位)でも、自分たちのスタイルを貫こうとする姿勢には目を見張るものがある」と称賛した。
なお、シュスター監督はフライブルクの来季のCL出場の可能性については、意に介していない様子。「我々がフォーカスしているのは、成長し、より良くなること。それが10月であろうと、シーズン終了2試合前であろうと関係ない」と強調した。




