フライブルクのユリアン・シュスター監督は移籍報道が浮上している日本代表MF堂安律への高い評価を口にした。
2022年夏にオランダのPSVから加入した堂安はフライブルクでここまで公式戦111試合(22ゴール)に出場し大きな存在感を発揮。現在26歳のアタッカーは今季もほぼすべての公式戦に先発し、6ゴール5アシストをマークするなど活躍している。
しかし、そんな堂安は今シーズンいっぱいで退団することになるかもしれない。ドイツ誌『シュポルト・ビルト』や『キッカー』は先日、フランクフルトが今夏に右ウィンガーの獲得に動く可能性を報道。そして、21日に行われるブンデスリーガ第23節ブレーメン戦に向けた会見で現地記者は「リツ・ドウアンが去ったとしたら、どういうところが不足すると思うか」と質問した。
シュスター監督は以下のように返している。
「今シーズンのリツはさらに素晴らしい成長を見せている。今シーズンに入ってから一番変わった部分は、とても効果的になり、よりゴールを脅かす存在になったというところだろう。これに関しては、どうすれば彼がより活かされるかなど、彼とともにポジショニングにたくさん取り組んでいる」
「彼には様々なクオリティがある。ワイドな位置を取ったとき、我々にダイナミズムをもたらし、ファイナルサードへの切り替えのプレーができるところなどね。逆サイドの攻撃の場合、彼がどうするのか、どういうふうにゴールを脅かせるゾーンに入るのかもまた重要になってくる」
「彼はとても注意深く、試合をよく読めている。喜ばしいのは、常に上達を目指させる内発的動機づけが非常に高いところ。それを彼から強く感じ取れる。本当に素晴らしいキャラクターを持ち、毎日素晴らしい姿勢を見せており、その姿勢をもってみんなの先頭に立つようになっている。我々にとって非常にポジティブな存在で、大きな助けになってくれている」
「この時期にこういった話題(移籍報道)が出てくるのは、彼のパフォーマンスやクオリティへの評価の表しだろう。私はそれを気にすることはない。うちとの契約を持つからには、彼がいなくなった場合のことを私が考える必要はまったくない」

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