Ritsu-Doan(C)Getty Images

7戦4発の堂安律にドイツ外からも注目!仏メディア「フライブルクの“リトル・モーツァルト”」

フライブルクで活躍中の日本代表MF堂安律に、ドイツ国内に限らずフランスからも注目が集まりつつあるようだ。

2020-21シーズンにPSVからのレンタルで送り出されたアルミニア・ビーレフェルトで結果を残した堂安。今夏には完全移籍でフライブルクへ加入し、ブンデスリーガに再挑戦することに。新天地ではすぐさまクリスティアン・シュトライヒ監督の信頼を勝ち取ると、ここまで7試合と公式戦すべてに出場。4得点をマークしている。

そんな堂安は、直近の2試合では連続で決勝弾を記録。レヴァークーゼンとの敵地でのリーグ戦ではチームが得意とする形でのCKから3点目を奪うと、続く先日のカラバフをホームに迎えたヨーロッパリーグ初戦では、今度は自身が得意とする形で右サイドからカットインしチーム2点目を決めた。レヴァークーゼン撃破で22年ぶりにフライブルクをブンデスリーガ首位に導き、9年ぶりに参戦したELグループステージでは白星発進の立役者となっている。

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そして現地の『SWR』はカラバフ戦でのパフォーマンスを受け、「フライブルクがお祭りモードを維持できるのはドウアンのお陰でもある」と題した記事を掲載。シュトライヒ監督が会見で発した堂安への称賛の言葉が紹介された記事では、同選手が試合後、サポーターたちにスタンドへ呼び出されたこと、数分間にわたって大声援の中で勝利を祝ったことも伝えられている。

■堂安は“リトル・モーツァルト”

一方、フランスの『leclub115.com』もそんな堂安に注目しているようだ。「SCフライブルクの“リトル・モーツァルト”」と、かつてアーセナルやドルトムントでプレーした元チェコ代表MFのトマーシュ・ロシツキー氏が親しまれた愛称で形容しながら「フライブルクのグループで、最も重要なピースの1つになり得る」としつつ以下のように紹介している。

「ダイチ・カマダ(鎌田大地)、ソン・フンミン、シンジ・カガワ(香川真司)……。かねてからアジア出身の洗練された技術が特徴の素晴らしいテクニシャンたちがブンデスリーガの観衆を沸かしてきた。今シーズンの立ち上がりを見れば、狭いスペースでドリブルのクオリティを示すため、リツ・ドアンも間違いなくそのカテゴリーに入る」

「特にフィニッシュやラストパスと、まだプレーのあらゆる部分において成長の余地を残す彼だが、強みはグループと調和できる能力にあるだろう。ドウアンはクリスティアン・シュトライヒといった求心力が高く、同時に要求も多い監督の下でチームのために働く。プレスやボール奪取に限らずこの日本人は走りでも同僚たちを助ける」

同メディアはまた、「まだ24歳のリツ・ドウアンは限界を設定しないクラブで向上を続けるにあたって、すべてのカード(材料)を手にしている」とも表現。堂安の今後の躍進へ大きな期待感を寄せている。

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