Noah Atubolo Freiburg 09202025(C)Getty Images

フライブルク守護神、ブンデス新記録達成! 5本連続セーブの“PKキラー”に

鈴木唯人が所属するフライブルクのGKノア・アトゥボルが、ブンデスリーガ新記録を打ち立てた。

2023-24シーズンからフライブルクの正守護神を務める元U-21ドイツ代表のアトゥボルは、23歳の生え抜きのGK。昨季も609分間無失点を続け、クラブ史上最長のクリーンシート記録を樹立していたが、20日のブレーメン戦で5本目のPKをセーブし、ブンデスリーガの新記録を更新した。

この試合57分、フライブルクは2点リードの状況で、左サイドバックのジョルディ・マケンゴが菅原由勢のクロスに対してハンドを犯しPKを献上。だがアトゥボルは、キッカーを務めたロマーノ・シュミットのゴール左寄りを狙ったシュートを見事に止めた。これでアトゥボルは、ベルント・レノ(2014年)、フランク・ロスト(2007年)、ハンス=ヨルク・ブット(2000年)、トーマス・ツァンダー(1980年)が達成した4本連続セーブを上回った。

結局フライブルクが3-0で勝利を収めた試合後、アトゥボルはクラブ公式メディアに笑顔でコメント。「5本連続セーブはもちろんクレイジーなこと。神様に感謝したい。当たり前ではないことなので、ものすごくうれしい」と喜ぶと、さらに「僕らは常にGK陣で話し合っていて、それをピッチで実行するのが僕なんだ」とも謙虚に語った。

なお、インタビュー中にはチームメイトのイゴール・マタノヴィッチが“乱入”。「彼はなんてPKキラーなんだ!彼が止めるって最初からわかってたよ。もう何も話す必要はない」と話してミックスゾーンを笑わせた。

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