Oliver Glasner Frankfurt 05062023(C)Getty Images

会見で怒り爆発のグラスナー監督、フランクフルト強化部長と緊急ミーティングへ…シーズン終了前に解任の可能性も

長谷部誠や鎌田大地が所属するフランクフルトは、オリヴァー・グラスナー監督の解任を検討しているようだ。ドイツ紙『ビルト』が報じている。

昨年ヨーロッパリーグを制したフランクフルトは今季クラブ史上初めてのチャンピオンズリーグ出場でグループステージ突破を果たしブンデスリーガでも前半戦を4位で折り返すも、今年に入ってから大きく失速し9位までに後退。DFBポカールでは決勝に勝ち上がったが、後半戦のリーグ戦は2勝6分け7敗、直近10試合は勝ちなしと深刻な不振に陥っている。

そして、6月3日のポカール決勝前にグラスナー監督がクラブを去る可能性があるようだ。『ビルト』によれば、今週中にも強化担当のマルクス・クレシェ役員が2024年までの契約を結んでいる同監督と緊急ミーティングを行うとのこと。クラブをEL制覇に導いた監督としての功績を配慮し、シーズン中の解任は望まれないが、場合によってはポカール決勝前にグラスナー体制に終止符が打たれることも考えられるようだ。

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グラスナー監督は今年に入ってから記者会見などで度々クレシェ役員のチーム作りへの不満を暗示。先日のホッフェンハイム戦後に記者からの質問に怒りをあらわにしたことが現地では大きな反響を呼んでいる。クラブのアクセル・ヘルマンCEO(最高経営責任者)もその言動に苦言を呈し、監督交代の可能性を示唆したところだ。

なお『ビルト』では、48歳のオーストリア人指揮官の後任としてRBライプツィヒとバイエルン・ミュンヘンでユリアン・ナーゲルスマン氏のアシスタントを務めた42歳のディノ・トップメラー氏の名が有力候補に挙がっている。

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