フランクフルトは、今夏にもFWウーゴ・エキティケの移籍を容認する構えのようだ。強化責任のマルクス・クレシェ役員が明かした。
昨年1月にパリSGからフランクフルトに加入した現在22歳のエキティケは、今季はここまで公式戦43試合に出場し、21ゴール9アシストをマーク。今年1月にマンチェスター・シティに渡ったFWオマル・マーモウシュとともに現在ブンデスリーガ3位のチームの躍進に貢献してきた。
そんなFWに、国内ではバイエルン・ミュンヘン、国外ではアーセナル、リヴァプール、マンチェスター・ユナイテッドといったクラブからの関心が報じられている。そして、フランクフルト側も、必ずしも引き留めるつもりではないようだ。
クレシェ役員はドイツ『RTL』で他クラブからの注目を集めるエキティケについて「そういう話はつきものだよ」とコメント。「3カ月前にもここで話していて、そのときはちょうどオマル・マーモウシュの移籍が決まったところだった。選手が並外れのパフォーマンスを見せれば、我々はそれ(移籍)を妨げるつもりはない。ただし、こちらが望む条件を満たしてもらう必要はあるけどね」と話した。
「ウーゴは非常に良い成長を遂げた。ビッグクラブにとって間違いなく興味深い選手だよ。まだ若いし、数字も出している。基本的に我々は毎シーズン、選手の移籍により収益を上げなければならないし、それはここでもクラブの一部として受け入れなければならない。だから、今夏もまた、クラブより速く成長する選手には、(ステップアップの)チャンスが生まれるだろう」
なお、報道によると、エキティケの場合、フランクフルトが求める移籍金は1億ユーロ(約161億8000万円)だという。

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