日本代表MF堂安律が所属するフランクフルトは、チームドクターを解雇したようだ。ドイツ紙『ビルト』が報じている。
堂安やドイツ代表FWヨナタン・ブルカルトが加入したフランクフルトは、調子がなかなか安定せず、先日のブンデスリーガ第13節ではRBライプツィヒに0-6と大敗。チャンピオンズリーグと同様に守備が崩壊し、リーグワーストの29失点となったことで、ディノ・トップメラー監督の指導やマルクス・クレシェ取締役のチーム作りに疑問符が投げかけられている。
そんな中、クラブはチームドクターのファビアン・プラッヘル氏を解雇したことが判明。『ビルト』によれば、同氏は11月1日に行われたハイデンハイム戦(1-1)の当日、チームホテル内でフランクフルトの選手だけでなく、クラブ側の了承なしで相手チームのマティアス・ホンサクも診療していたという。また、フランクフルトの選手たちがホテルでホンサクを見かけ、非常に困惑したとも伝えられた。
さらに同紙は、フランクフルトは2022年7月にウニオン・ベルリンから加わり、2024年夏から医療チームのリーダーを務めていたプラッヘル氏を解雇せざるを得なかったと報道。これまでもチームドクターの1人だったセバスティアン・シュナイダー氏が、プラッヘル氏の役割を引き継ぐことになったという。
また、フランクフルトの医療部門は今季、規模の大きさや費用の高さも含めて批判の的となっている。過去には筋肉系の負傷が少なかったが、最近はラスムス・クリステンセン、オスカー・ホイランド、ヒューゴ・ラーション、ジャン・ウズン、ブルカルトら複数の選手がそれぞれ筋肉系の負傷で離脱を繰り返している。こうした状況が解雇決定に何らかの影響を与えたのだろうか。




