フランクフルトは7月31日、新シーズンからドイツ人MFセバスティアン・ローデがキャプテンを務めることを発表。公式ウェブサイトを通じて元日本代表MF長谷部誠やオーストリア代表DFマルティン・ヒンターエッガーは副キャプテンに就任したことを伝えた。
アルゼンチン人DFダビド・アブラームが今年1月に退団してから、長谷部が多くの試合でキャプテンマークを巻いていたフランクフルト。長谷部のほかヒンターエッガーやローデ、ドイツ代表GKケヴィン・トラップが新キャプテン候補に挙げられていた。そして、オリヴァー・グラスナー新監督は現在30歳のローデを指名した。
グラスナー監督は「セバスティアン・ローデはヘッセン州(フランクフルトが所在する州)の出身で豊富な経験とパーソナリティを持つ、我がチームにとって理想的なキャプテンであり、アイントラハトの力強い代表者」と決断を説明。「彼の代行を務めるマコト・ハセベやマルティン・ヒンターエッガーにも当てはまる。ケヴィン・トラップも含め、我々は最高な軸を有する」と続けた。
また、これまでフランクフルトで公式戦ちょうど200試合に出場のローデは「アイントラハトのキャプテンマークを着けるのことに誇りと大きな喜びを感じる。信頼を寄せてくれるオリヴァー・グラスナー監督に感謝を告げたい。副キャプテンのマコト・ハセベやマルティン・ヒンターエッガー、そしてリーダーであり、頼りになる守護神のケヴィン・トラップとともに、情熱をもって毎日キャプテンの役割を全うしていきたい」とのコメントを残している。
ローデは故障が比較的多いため、長谷部は今後も主将を務める機会が少なくないかもしれない。発表の日に行われたフランスのサンテテイエンヌとのテストマッチでも不在のローデの代わりに長谷部がキャプテンマークを巻いていた。なお、プレシーズン最後のこの1戦では日本代表MF鎌田大地がチーム1点目は起点をつくると、新加入のコロンビア代表FWラファエル・ボレが決めたPKも獲得し、2-1の勝利に貢献している。


