20211021_Makoto Hasebe_FrankfurtGetty Images

38歳・長谷部誠、“引退“は口にせず。「まださらに成長したいと考えます。もちろんフットボーラーとしても」

フランクフルトは18日、38歳・元日本代表MF長谷部誠と2027年までの新契約を締結したことを発表。クラブは公式ウェブサイトを通じて2023年夏までは選手として残り、以降はコーチングスタッフに就任する予定だと伝えた。

長谷部はクラブ公式チャンネルのインタビューで、新契約を結ぶ決断について「もちろん、自分にとってとても簡単でした」と笑顔を浮かばせながらコメント。「すぐに『イエス』と答えました。今でもとても良いフィーリングです。家族もフランクフルトはとても居心地良く、長女もすごく喜んでいました。ここがすっかり第2の故郷になりましたね」とも喜びを表した。

「僕はもちろん豊富な経験を持つプレーヤーです。だから若い選手たちをたくさんサポートしなければいけないし、新加入の選手たちを助けなければいけない。それも僕に与えられているタスクです。それにピッチに立てば、最善を尽くしたいと思います」

一方で、リーグ最年長のベテランは来年の夏に必ずしもスパイクを脱ぐとは限らないようだ。続けて「そして、まださらに成長したいと考えます。もちろんフットボーラーとしても。はい、それが僕の目標です」と強調した。さらにインタビュアーに「ブンデスリーガ歴代最年長の選手は43歳半だったが、それは記録を塗り替えるちょっとしたモチベーションとなるか?」と問われた際には次のように返している。

「あと約5年間ということでしょうか?そうですね、すべてが可能だと思います(笑)」

昨シーズンにすでにアジア人選手としてのリーグ最多試合に出場記録を更新した長谷部。ドイツサッカー連盟(DFB)の指導者育成プログラムに参加中の“生けるレジェンド”だが、来季終了後もプレーヤーとしてのキャリアが続行となっても不思議ではないかもしれない。

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