20210331_Jesper Lindstrom_Denmark(C)Getty Images

フランクフルト、U-21デンマーク代表MFリンドストロム獲得…ポジションはトップ下か

フランクフルトは11日、デンマーク王者ブレンビーから同国U-21代表MFイェスパー・リンドストロムを2026年までの契約で獲得したことを発表。ポジションは日本代表MF鎌田大地と同じトップ下と見られる。

2月に21歳となったリンドストロムは2015年からブレンビーでプレー。18年11月、U―19チームのメンバーながらカップ戦でトップデビューすると、翌年7月にトップチームに引き上げられ、昨シーズンは公式戦31試合に出場するなか、10ゴール11アシストを記録するなどリーグタイトルに貢献した。

そんなリンドストロムについて、フランクフルトのマルクス・クレシェ役員は「我々のサッカーにものすごくたくさんの要素を加えてくれるだろうし、そのクオリティをもってきっと我々を助けてくれるだろう」と期待を口に。「とてもスピーディーで、デンマークでその大きなポテンシャルを示した。イェスパーはさらに多くの選択肢とバリエーションを与えてくれる」と続けた。

クラブはまた、公式ウェブサイトの声明で「最近は主に10番(トップ下)でプレーしていたが、基本すべての攻撃的ポジションで納得させるパフォーマンスを見せてきている」と選手について紹介。「特にセカンドストライカーや左ウィングとしても度々ピッチに立っていた」と最前線での起用も考えられることが指摘されている。

なお、オリヴァー・グラスナー新監督は先日、鎌田らの去就について問われ地元メディアで「この先これ以上誰も離れないことを望む」と残留を希望すると返答。しかし、クラブはその一方でリンドストロムを獲得し、トッテナムやセビージャ、最近ではミランからの興味が報じられる鎌田の退団に備えているのかもしれない。

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