日本代表MF鎌田大地が14日、オンライン会見に出席して改めてチームへの要求を語った。
先日、鎌田はよりチームメイトにパスを「相手のマークがついていてもつけてくれ」と要求していたことを明かした。その発言後のセルビア戦ではピッチ上でも改善が見られ、スピーディーな攻撃を可能としていた。鎌田は発言の真意としてチーム全体の意図であったことを強調する。
「僕だけの意図というよりも、チーム全体で森保(一)監督も言っていた。チームとしてそれをやりたいと言っていた。チームとして目指しているサッカーがそうなので、僕の意見というよりも監督だったり、日本代表がそうしたいということかなと思います。常に縦に速いのが良いわけではないと思うが、いけるところは行き切ることが今のサッカーでは大事だと思います」
日本代表のレベルアップのためには個々が力を上げることを挙げ、「良いクラブでプレーすることが大事」と語っていた鎌田。それに付随して、自身のステップアップに関する考えも明かしている。
「フランクフルトでも去年はステップアップはできました。ただ、ちょっとのステップアップになると、そのチームで2~3年はプレーして僕の歳的には28歳くらいになる。だから、フランクフルトで我慢して、そのまま上にいくのが一番早いなと思って残ったんですけど。目先のお金だったり、ちょっと格上のクラブにいくのもいいと思うけど、僕の目標はそこじゃない。目先のことを考えて将来的なことを考えながらですね」


