フランクフルトは現地時間24日にアウェーで行われるブンデスリーガ第31節でレヴァークーゼンと対戦。アディ・ヒュッター監督は試合に向けたリモート会見で長谷部誠や鎌田大地について言及した。
ヒュッター監督の今季限りでの退任を発表したフランクフルトは前節ではその就任先となるボルシア・メンヒェングラットバッハ相手に0-4と大敗。シーズン終盤に失速し、濃厚と見られていたチャンピオンズリーグ出場権を逃す可能性が懸念されていたものの、20日の前節アウクスブルク戦に2-0での勝利を収めたことで5位ドルトムントとの勝ち点差「5」をキープ。また、ほかの結果により6位以内のフィニッシュが確定した。
そんな中で臨むことになるレヴァークーゼン戦だが、アウクスブルク戦でのイエローカードのため出場停止が決まったMFセバスティアン・ローデの代わりに長谷部がスタートすると予想される。会見でアウクスブルク戦では後半からプレーしたベテランの先発起用について問われたヒュッター監督は、「彼は常に好プレーしていると、私は感じている。3バックのセンターバックとボランチを両方こなせる選手だ」と語ると、今シーズンMFで起用し始めた前半戦のレヴァークーゼン戦を振り返った。
「ただ単に、当時のレヴァークーゼンとのホームマッチではマコトがそのポジションで我々の助けになり得ると感じたんだ。彼は、代表チームも含めて長年そこでプレーしていたのだからね。なので、明後日もそのポジションに置くことは考えるべきオプションだ」
一方、アウクスブルク戦ではチームの2得点とも関与したもう1人の日本人選手は問題を抱えているようだ。記者に故障者について問われたヒュッター監督は試合では左手の指に包帯を巻いていた鎌田に言及。「ダイチ・カマダは指の問題を訴えている。出場にも影響するかどうかはまだ分からない」と明かすと、「自宅での指を挟み、非常に痛がっていた。最終調整では耐えられてもインテンシティがより高い実戦となると、デュエルに入ったりするので、難しいかもしれない。その箇所がずきんずきんするのでね」と説明していた。




