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ボルシア・ドルトムントの“神童”は今夏にマルセイユに渡ることはないようだ。ドイツ紙『ビルト』によると、19歳のFWユスファ・ムココに対してリーグアン・クラブが提示したオファーは低過ぎたため、交渉は決裂したという。
ドルトムントは今夏FWニクラス・フュルクルーグをウェストハムへ売却するも、シュトゥットガルトからFWセル―・ギラシやホッフェンハイムからFWマクシミリアン・バイヤーを獲得し、攻撃陣を補強。昨季にも公式戦で先発出場は6試合にとどまっていたムココはさらなる出場機会の減少が予想され、その代理人も先日、同クラブでの扱いへの苦言を呈し、「ユスファのクオリティを信じ、彼をチームに欲しいクラブは十分存在する」と主張していた。
しかし、『ビルト』曰くこれまで具体的な動きを見せたのはマルセイユのみの模様。しかも、同クラブが提示したオファーは移籍金1000万ユーロ(約16億2000万円)の買い取りオプション付きのレンタルで、レンタル料も50万ユーロ(約8000万円)とのこと。そのため、最低でも1500万ユーロ(約25億9000万円)での買い取り義務を求めるドルトムントは交渉を破談にしたと伝えられている。
なおムココはドルトムントが2-0で勝利を収めた開幕前最後のテストマッチとなったアストン・ヴィラ戦でも起用されず。『ビルト』は17日の4部フェニックス・リューベックとのDFBポカール1回戦ではベンチ入りすらできない可能性を指摘している。

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