ドルトムントは、DFヤン・コウトの移籍でマンチェスター・シティと合意に達したようだ。
現在22歳のコウトは、2020年に下部組織時代を過ごしたコリチーバでトップチームデビュー。育成年代の頃から将来を嘱望されていたこともあり、デビューした年にはマンチェスター・Cへと移籍を果たした。加入後は期限付き移籍を繰り返し、ジローナ、ブラガでプレーすると、昨季は2度目となるジローナへレンタル加入。ラ・リーガで34試合1得点10アシストを記録し、チャンピオンズリーグ（CL）出場権獲得に大きく貢献するなど一気に評価を高めた。
そしてレンタル期間終了後にマンチェスター・Cへと戻ったコウトだが、昨季のCLファイナリストへと移籍することになるようだ。イギリス『BBC』によると、ドルトムントとクラブ間合意に至った模様。3000万ユーロ（約48億8000万円）の買取義務が付いたレンタルの形になると伝えられている。
今夏はすでにシュトゥットガルトからセール・ギラシとヴァルデマール・アントンを獲得し、ドイツ代表MFパスカル・グロスの移籍でブライトンと合意したことが伝えられるドルトムント。2011-12シーズン以来のブンデスリーガ制覇へ向け、積極的に補強に動いているようだ。